2008年11月23日、広東省広州市でタクシー運転手100人余りが集まって道路を通行止めするなどの騒ぎを起こした。一時は警察と衝突状態になるなど事態は拡大した。24日、南方網が伝えた。

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23日深夜、広州市のある高速道路料金所で乗用車に乗った男3人とタクシー運転手がけんかを始めた。理由は料金所通り抜けの順番争いという単純なものだったが、次第にエスカレート。片方の運転手は乗客2人と一緒になって、もう1人の運転手を殴りそのタクシーの窓ガラスを割った。

殴られた運転手は怒り、仲間を呼び出した。団結力が強いタクシー運転手だけにあっという間に100人が現地に集合、感情的になった運転手らは道路を塞ぎ交通を完全にストップさせるなどの騒ぎを起こした。タクシー運転手の話によると、殴った男は市政府関係者と名乗ったという。

警察は男らは一般人で市政府関係者ではないと説明し厳しい処罰を約束したが、タクシー運転手らは収まらず、男らを連行しようとした警察と一時衝突状態となった。公安局局長らが現場に訪れ、翌24日朝にようやく事態は沈静化した。（翻訳・編集/KT）