最大の富豪、資金不正流用疑惑で拘束―中国

Record China    2008年11月23日(日) 12時1分

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22日、香港紙・明報は家電販売チェーン最大手・国美集団の黄光裕主席が、資金の不正流用及び贈賄容疑で警察に拘束されたと報じた。写真は黄主席。

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2008年11月22日、香港紙・明報は家電販売チェーン最大手・国美集団の黄光裕(ホアン・グアンユー)主席が、資金の不正流用及び贈賄容疑で警察に拘束されたと報じた。22日、英BBC中国語サイトが伝えた。

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黄主席は1969年生まれの39歳。貧しい農家の次男坊に生まれながら、一代で中国最大の家電販売チェーン・国美集団を築き上げた。今年10月に発表された2008年フージワーフ(胡潤)富豪ランキングでは資産430億元(約6820億円)で堂々のトップ。04年、05年に続く3回目の栄冠に輝いた。

明報によると、この立志伝中の人物は20日、夜に警察に拘束されたという。容疑は資金の不正流用及び贈賄と伝えられているが、詳細は明らかとなっていない。06年には国美集団をともに創業した兄・黄俊欽(ホアン・ジュンチン)が銀行の不正融資疑惑で逮捕されており、黄主席の逮捕もこの事件に関連したものとも伝えられる。国美集団の何陽青(ホー・ヤンチン)副総裁は明報の取材に答え、黄主席の拘束は携帯チェーンメールで伝えられたものであり、正規の情報ルートで報じられたものではないとして、一切のコメントを拒否している。(翻訳・編集/KT)

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