大学生、9割が「将来に不安や焦り」―台湾

Record China    2008年11月21日(金) 14時20分

拡大

19日、台湾の経済情報誌が行った大学生の意識調査によると、「将来に不安や焦りを感じる」と答えた割合は9割に上った。写真は8月、福建省と台湾の共催による初の大学生を対象とした起業セミナー。

(1 / 3 枚)

2008年11月19日、台湾「中央通訊社」は、台湾の経済情報誌が行った大学生の意識調査で「将来に不安や焦りを感じる」と答えた割合は9割にも上ったと報じた。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

調査は台湾大手経済情報誌「天下」が9月26日〜10月31日、大学3年生と4年生を対象に層化抽出法で行った。アンケート用紙は4645人に配布され、うち79%にあたる3657人から有効回答を得た。

その結果、「将来に不安や焦り」が90%、「厳しい競争社会をどう渡っていけば良いのかわからない」も同じく90%に達し、台湾の大学生の弱気な姿勢が浮き彫りとなった。だが一方で、「毎日思う存分遊んでいる」が54%と高く、「勉学第一に考えている」はわずか15%という結果も出た。

また、「大学教育によって、社会の即戦力になれる自信はあるか」という質問には、60%が「ない」と回答。その原因は、「自分自身の努力不足」が69%で最も高く、「社会経験の乏しさ」が52%、「教育当局の指導・監督不足」が41%と続いた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携