2008年11月19日、甘粛省炭鉱安全生産監督管理局によると、同日未明から午後2時30分(現地時間＝以下同)までのわずかな時間内に、省内の炭鉱3か所で相次いで落盤などの事故が発生し、5人が犠牲になった。蘭州晨報の報道。

【その他の写真】

1件目は同日午前1時20分、白銀市郭城青炭鉱で落盤事故が発生し、2人が死亡。さらに同10時半ごろ、華亭県の硯北炭鉱で掘進作業中に作業員1人が圧死した。また、午後2時30分には、白銀市屈呉炭鉱で落盤事故が発生、2人が犠牲となった。現在、省炭鉱安全監察局などの職員が現場で処理にあたっている。

省委書記で省人大常務委主任の陸浩(ルー・ハオ)氏は「炭鉱事故が多発するシーズンに突入した。各関連部門は安全責任制を以って対策にあたり、問題を隠匿するような企業には生産停止措置をとるように」としている。(翻訳・編集/愛玉)