Record China 2008年11月21日(金) 9時2分
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19日、クアラルンプールで12月に開催される中国の展示会に先がけ、中国がASEAN諸国との関係強化をはかっていく考えを示した。写真は08年10月広西チワン族自治区南寧市で開かれたASEAN博覧会。
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2008年11月19日、中国新聞社によると、中国商務部の主催する「第5回中国輸出入商品展示会・投資商談会」が12月中旬にクアラルンプールで行なわれるが、19日に商務部が行った記者会見で「中国は世界的不況を受け、ASEAN諸国との貿易・投資プラットホーム建設に注力する」と発表された。
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中国対外貿易センターの慕新海(ムー・シンハイ)副主任によれば、中国とASEAN諸国間では貿易や投資など関係が深まっており、11月7日時点で、今回の展示会出展企業には、中国、マレーシア、韓国、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナム、バングラデシュ、台湾から200社以上が決まっており、前回より7か国の参加国増加となった。展示会の東南アジア市場への影響力が増した一方、関係国からの信頼感が高まったことがあらわれているという。
中国税関の統計によれば、08年1〜9月の中国・マレーシア間貿易額は412億8900万ドルで、前年同期比24.4%増、中国・ASEAN間の貿易額は1804億1800万ドルで、23.2%増加している。慕副主任は、世界的金融危機という状況下で行われる今回の展示会には大きな意味があるとしており、中国とASEANは経済・貿易関係を強化することで、不況の波を乗り越えることができると話している。(翻訳・編集/岡田)
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