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17日、米AP通信は華人科学者・舒泉声容疑者が中国へのロケット技術の密輸と中国官僚への贈賄という起訴事実を認めたと報じた。写真は甘粛省の酒泉衛星発射センター。
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2008年11月17日、米AP通信は華人科学者・舒泉声(シュウ・チュエンション、68歳)容疑者が中国へのロケット技術の密輸と中国官僚への贈賄という起訴事実を認めたと報じた。19日、環球時報が伝えた。
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舒容疑者は物理学の専門家、1980年代半ばに渡米しワシントン大学で研究に従事した。すでに米国籍も取得している。98年には愛瑪科(AMAC)国際有限公司を設立、液体燃料の開発技術が高く評価されてきた。
舒容疑者は2003年から07年にかけ仏企業を迂回し中国官僚に贈賄、水素液化技術を違法に輸出し、38万6000ドル(約3730万円)の利益を得ていた容疑で逮捕された。最高で25年の懲役刑及び罰金250万ドル(約2億4200万円)の刑罰を科される可能性がある。
18日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は事件についてコメントし、中国が米宇宙ロケット技術を盗んだ事実はないと否定している。環球時報も、米メディアが近年、中国のスパイ活動について盛んに取り上げているが、多くは全くのデマであったと批判している。(翻訳・編集/KT)
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