コン・リーの国籍取得、現地の6割は歓迎せず―シンガポール

Record China    2008年11月11日(火) 22時57分

拡大

11日、シンガポールメディアの調査によると、中国を代表する女優のコン・リーがシンガポール国籍(公民権)を取得した件について、シンガポール人の60%以上は歓迎していないという。

(1 / 3 枚)

2008年11月11日、シンガポールメディアの調査によると、中国を代表する女優のコン・リー(鞏俐)がシンガポール国籍(公民権)を取得した件について、現地の60%以上の人がこれを歓迎していないことが分った。「新華社通信」(電子版)が伝えた。

その他の写真

コン・リーのシンガポール籍取得について、現地メディアの調査では36%が賛成の意を示したに過ぎず、60%以上が歓迎していないことが分った。理由として、「シンガポールの国籍を利用するため」「世界各国へ出かけるのに都合が良いから」などの意見が挙げられているという。

一方、今後の女優活動への影響について、ある映画会社の責任者は「彼女は中国国内の大作や国際作品にしか出演しないので、国籍の件は全く影響しないだろう」と語り、別の関係者は「コン・リーは中国で最も成功した女優の1人で、彼女の成功は多くの後輩女優たちのお手本となった。今回の行動も中国本土の女優たちの外国籍取得に大きな影響を与えるだろう」と話している。

また、中国のインターネット上では、コン・リーが中国籍でなくなったことにより、彼女が昨年まで務めてきた中国人民政治協商会議全国委員会議の委員としての身分が今後どうなるのかに注目が集まっていたが、全国政協新聞部門は「委員は一般に中国国民から選ばれるため、再選される可能性は無い」と説明しているという。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携