同性愛者「蔑視」でバッシング、ゲイリー・ ツァオがステージで謝罪―台北市

Record China    2008年11月9日(日) 16時2分

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8日、人気男性アーティストのゲイリー・ ツァオがソロコンサート「Welcome to My World 2008」を開催。同性愛者への“蔑視発言”についてステージ上から謝罪した。

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2008年11月8日、人気男性アーティストのゲイリー・ ツァオ(曹格)が台北アリーナでソロコンサート「Welcome to My World 2008」を開催。同性愛者への“蔑視発言”についてステージ上から謝罪した。聯合報が伝えた。

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下積み時代は同性愛者の集まる店で歌い、多くのファンを獲得したゲイリー。デビュー直後から、ゲイリー本人も同性愛者では?と噂されていた。ゲイリーは今年7月に念願の夢を叶え、台湾のグラミー賞こと「金曲奨」で「最優秀男性歌手賞」を受賞。その際に婚約者の存在を明らかにし、「僕はゲイじゃない!」と自ら証明した。

しかしこの発言で、ゲイリーのファンだった同性愛者や一般市民から、「蔑視発言」「人権侵害」とゲイリーへの抗議が溢れかえった。

この日、初の台北アリーナ公演に臨んだゲイリーは、「僕は口に災いがあって、人を傷つけてしまう」と自嘲気味に告白。失言騒動については、開演中に3回も謝罪の言葉を繰り返した。ゲイリーによると、これまで公に謝罪を避けていたのは「コンサートのチケット売り上げを心配して、すぐ謝ったと思われるのはイヤだった」からだという。(翻訳・編集/Mathilda

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