繁華街で無差別殺傷事件、12人死傷―浙江省温州市

Record China    2008年10月27日(月) 21時28分

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25日、浙江省温州市の繁華街で無差別殺傷事件が発生。路上で憩う市民らに男が刃物で襲いかかり、1人死亡、11人が重軽傷を負う大惨事に。写真は07年4月、雲南省麗江市の観光地でツアーガイドが20人を切りつけた傷害事件の被害者。

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2008年10月27日、浙江省温州市の繁華街で25日夜、無差別殺傷事件が発生。死者1人を含む市民12人が被害に遭った。「中国新聞網」が伝えた。

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25日午後9時頃、温州市新南駅そばのホテル「金茂皇冠大酒店」の正面入り口付近で、刃物を持った男が突然、路上の市民に襲いかかった。現場は繁華街で、歩道上にはトランプ将棋に興じる市民や露店が多数出ていたが、これら無防備な人々が次々と刃物で刺されたため、逃げ惑う人々で大混乱に。1組の若いカップルは「早く逃げろ!」という叫び声が聞こえなかったようで、男性がタバコに火をつけようと下を向いた直後に、突進してきた男に背中を刺された。この男性は現場で死亡が確認された。

容疑者の男は市民12人を刺し、警ら中の警官らによって現行犯逮捕された。被害者の12人は全員男性。警察当局によると、男は貴州省出身の36歳。多くの被害者が首を刺されていることから、男には明確な殺意があったと認められる。警察当局は現在、容疑者に対し詳しい犯行動機などについて追及中。(翻訳・編集/本郷)

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