<メラミン>中国産の卵からも…、商品回収へ―香港

Record China    2008年10月26日(日) 19時2分

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26日、香港食物安全センターは、地元のスーパーマーケットで販売されていた中国遼寧省大連産の鶏卵からメラミンが検出されたと発表。同スーパーは商品の回収を進めている。写真は生産元の大連韓偉養鶏有限公司(04年2月撮影)。

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2008年10月26日、香港食物センターは香港のスーパーマーケット「百佳超級市場」で販売されていた中国遼寧省大連産の鶏卵から、基準値を超えるメラミンが検出されたと発表。BBC電子版(中国語版)が報じた。

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問題の卵は「大連韓偉養鶏有限公司」が生産した。検出濃度は1kgあたり4.7ppmで基準値の2.5ppmを88%上回っていた。香港食物衛生局の周一岳(ジョウ・イーユエ)局長は、大連の同社から香港への鶏卵輸送はすでにストップしていると発表。香港内の市場に出回っている鶏卵の60%が中国本土産であり、今後は国内産鶏卵だけでなく食肉類も化学検査を実施していく見込み。

周局長は今回のメラミン混入鶏卵について、養鶏場で使用されている飼料に問題があるとの見方を示し、「香港内の養鶏場で使用されている飼料にはこれまでのところ何の異常も認められないが、今後は養鶏業界全体で留意すべき問題だ」と語った。百佳超級市場側ではすでに販売された鶏卵の回収を進めている。(翻訳・編集/本郷)

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