<中華経済>小型炭鉱閉鎖促す、2010年までに2501カ所―中国

Record China    2008年10月18日(土) 20時18分

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17日、中国政府が2010年までに2501カ所の小型炭鉱を閉鎖することを決めた。写真は安徽省の小型炭鉱。

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2008年10月17日、16日付香港・財貨網によると、中国政府が2010年までに2501カ所の小型炭鉱を閉鎖することを決めた。また、1616カ所の小型炭鉱の生産能力を引き上げることで、2010年までに全国の小型炭鉱の数を9952カ所までに減らす方針だ。

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国家発展・改革委員会(発改委)、中国国家能源(エネルギー)局、国家安全生産監督管理局がこのほど、連名で発表した。スケールメリットを生かした生産を行うことで、生産量の増加や生産効率の向上、安全生産体制の強化を目指すほか、資源の乱開発や業界の過度の競争を抑制することが、小型炭鉱の閉鎖を促す背景にあるとされる。

中国には現在、年産量30万トン以下の小型炭鉱が計1万4069カ所ある。小型炭鉱は全国の石炭生産量の3分の1を占めるが、一方で死亡事故は炭鉱全体の3分の2に上る。

中国国家能源局は8月、石炭業再編に向けた意見書を国務院に提出。意見書では2010年末までに、年産量1億トン以上の企業を現在の3社から6−8社、5000万トン以上を現在の2社から8−10社に拡大させることを提案した。(翻訳・編集/KS)

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