<中華経済>北京首鋼集団が新工場の稼働延期か、背景に製品値下がり―中国

Record China    2008年10月19日(日) 16時4分

拡大

17日、大手鉄鋼メーカー、北京首鋼集団公司が、河北省唐山市の曹妃甸島に建設した新鉄鋼工場の操業を延期する見通しとなった。写真は同工場。

(1 / 5 枚)

2008年10月17日、16日付香港・経済通によると、大手鉄鋼メーカー、北京首鋼集団公司が、河北省唐山市の曹妃甸島に建設した新鉄鋼工場の操業を延期する見通しとなった。鉄鋼価格が大幅に下落する中、コストの兼ね合いから判断して、これまで予定していた10月18日からの操業を見合わせるとされる。

その他の写真

北京首鋼集団の幹部は「現市場価格から計算すると、鋼材を生産するのに、わが社は1トン当たり1000元の損失を計上することになる。(新工場は)現時点では稼働しない方がいい」と述べた。

北京首鋼集団は05年10月、唐山鋼鉄グループと共同出資会社「首鋼京唐鋼鉄連合社」を設立。新会社を母体として、07年3月から新工場の建設を行ってきた。同工場での生産能力は鉄が898万トン、鋼が970万トン、鋼材が913万トンとなる。北京首鋼集団は現有する北京工場を2010年までに閉鎖し、新工場へと移行する考え。(翻訳・編集/KS)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携