Record China 2018年1月15日(月) 21時30分
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15日、大韓航空機のいわゆる「ナッツリターン事件」で社会的に物議を醸した同社元副社長・趙顕娥氏が平昌五輪の聖火リレーイベントに参加していたことが分かり、韓国のネットユーザーから非難の声が高まっている。写真は平昌五輪の会場。
2018年1月15日、大韓航空機のいわゆる「ナッツリターン事件」で社会的に物議を醸した同社元副社長・趙顕娥(チョ・ヒョナ)氏が平昌五輪の聖火リレーイベントに参加していたことが分かり、韓国のネットユーザーから非難の声が高まっている。韓国・アジア経済などが伝えた。
趙氏は13日、ソウルで開かれた聖火リレーイベントに、韓進グループのチョ・ヤンホ会長と大韓航空のチョ・ウォンテ社長の支援ランナーとして登場した。支援ランナーには趙氏のほか、大韓航空の従業員約20人も参加したという。
趙氏は14年12月、米国から韓国に向かう大韓航空機内で客室乗務員のナッツの出し方に激怒し、離陸直前の飛行機を引き返させるという問題を起こし、裁判所から昨年、懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。その後は公のイベントへの参加を自粛していたという。
この事実を知った韓国のネットユーザーからは「執行猶予中の犯罪者をなぜ聖火リレーに参加させる?」「五輪組織委員会はどういうつもりだ」「国の品格を傷つけた人をなぜ?」「お金っていいな」「何をしても金さえあれば無罪になる」など批判的な声が相次いでいる。(翻訳・編集/堂本)
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