珠江流域の水害多発、増水期の被災者4547万人―中国南部

Record China    2008年10月15日(水) 11時53分

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14日、江西省南昌市で開かれた中国南部を流れる「珠江」の水害対策を話し合う会議で、今年4月から9月の増水期に洪水被害に遭った人の数は4547万に上ることが発表された。写真は6月、広東省封開県と徳慶県を襲った水害。

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2008年10月14日、江西省南昌市で開かれた中国南部を流れる「珠江」の水害対策を話し合う会議で、今年4月から9月の増水期に洪水被害に遭った人の数は4547万に上ることが発表された。新華網が伝えた。

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水利部(省)の珠江水利委員会災害防止弁公室の最新データによると、珠江流域では今年、319県(市)3156の村で水害が発生し、死者243人、家屋倒壊16万戸、直接的経済損失は410億元(約6150億円)に上った。今年10月までに計4547万人が洪水被害に遭っているという。

珠江流域では今年、自然災害が多発した。年明けの大雪被害から始まり、増水期に入った4月には、局地的な暴風雨が頻繁に発生。5月下旬から6月中旬にかけては記録的な長雨が続き、50年に1度の大洪水に見舞われた地域もあった。また、台風の上陸時期も例年より早く、数も多かった。10月初めまでに7つの台風が上陸し、大きな被害をもたらしている。(翻訳・編集/NN)

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