2008年10月10日、韓国紙・朝鮮日報は「ネットゲーム市場に中国旋風が吹き荒れている」との記事を掲載、先行する韓国を猛追する中国ネットゲーム業界の脅威について伝えた。10日、環球時報が伝えた。

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中国のネットゲームがスタートしたのは2001年。しかし、そこから急速な成長を見せ、現在では4200万人を超えるプレイヤー数を誇っている。売上高も03年の1700億ウォン（約130億円）から今年には2兆1000億ウォン（約1610億円）へと急成長を遂げた。かつては中国市場で圧倒的な存在感を誇っていた韓国ゲームも今やそのシェアを20％にまで落としている。一方、中国国産ゲームのシェアは04年の28％から07年には65％にまで上昇した。

中国ネットゲーム企業が存在感を増しているのは大陸市場だけではない。人気MMORPG「パーフェクトワールド」を持つゲームマスターズ社はヨーロッパ40か国でサービスを展開するなど世界進出を進めているなど中国企業は海外進出の準備を進めている。ある業界関係者は「中国企業の開発能力はすでに韓国企業の80％の域にまで近づいている」と発言するなど大きな脅威となると見られている。（翻訳・編集/KT）