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9日、中国教育部は大学の募集定員枠の拡大実施を急ぎすぎたとの認識を初めて示した。写真は9月、武漢の大学の新入生到着初日の様子。
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2008年10月9日、中国教育部は記者会見で、大学の募集定員枠の拡大実施を急ぎすぎたとの認識を初めて示した。中国新聞社が伝えた。
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1999年、大規模な大学募集定員枠の拡大が行われた。全国大学統一入学試験「高考」の募集定員は前年の108万人から159万人に拡大され、募集定員の増加率は48%となった。98年以前にも募集定員数を22万人増加させる計画があったが、国務院の現代化建設の全面実施に基づいて、科学技術や社会の発展方向が見直され、定員拡大制度の導入が改めて提起されることとなった。
募集定員枠の拡大後、バックアップ措置が追いつかず、新たな問題も生じている。学生の急増に対応しようと大学教員の条件を引き下げた結果、教育の質が低下し、大卒者が就職難に直面しているという。記者会見の席上、教育部はこうした問題点を指摘すると同時に、募集定員の拡大を抑制していく方針を示しており、来年度の募集定員枠の増加率を4%以内に、再来年度を3%以内に抑えていくとしている。(翻訳・編集/SN)
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