<中華経済>ガソリンまた値上げ、排ガス基準強化による精製コスト増で−北京

Record China    2008年10月8日(水) 10時47分

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6日夜、北京市発展改革委員会はガソリンとディーゼル油の小売基準価格を7日から引き上げると発表した。同市は6月、ガソリン、ディーゼル油の小売基準価格を引き上げたばかり。引き上げ幅はガソリンが1トン当たり200元、ディーゼル油が290元。

2008年10月7日付第一財経日報によると、北京市発展改革委員会は6日夜、ガソリンとディーゼル油の小売基準価格を7日から引き上げると発表した。

引き上げ幅はガソリンが1トン当たり200元、ディーゼル油が290元。中国石油化工(シノペック)と中国石油天然気(ペトロチャイナ)の大手直営ガソリンスタンドでは、最も多く使用される93号ガソリンが1リットル当たり6.37元と、値上げ前の6.20元と比べ0.17元上昇した。

北京市は6月、中国政府の決定により、ガソリン、ディーゼル油の小売基準価格を引き上げたばかり。追加値上げについて同委は、市内に流通するすべてのガソリンとディーゼル油に08年3月からEU(欧州連合)の排ガス基準「ユーロ4」に相当する「国4」基準を適用したことにより、石油会社の精製コストが増加したためと説明した。

ただ値上げによる負担を考慮し、バスやタクシーなどの公共交通機関や農業用車両には補助金を支給することを決定した。(翻訳・編集/HI)

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