2008年10月5日、国家発展・改革委員会(国家発改委) 農村経済局がこのほど発表した報告によると、農業従事者1人当たりの1年間の実質所得(中国語で「純収入」)が、78年の改革開放政策実施以来、毎年平均7．1％の割合で成長していることがわかった。新華社の報道。

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農業従事者1人当たりの実質所得は具体的には、78年の133．6元(現在のレート換算で約2000円)から07年の4140．4元(約62000円)まで成長しており、毎年平均138元(約2100円)ずつ増加している。

この成長について、報告では「政策・マクロ経済(経済社会全体の動き)・就業機会の拡大」の3要素が寄与したと分析。政策転換が農業従事者に生産への積極性を促し、国家的経済成長が農業従事者の増収を底上げし、就業機会の拡大が農業従事者の収入源を多様化させたとしている。(翻訳・編集/愛玉)