最大の森林区が3年内に伐採禁止、生態系回復に―中国

Record China    2008年10月6日(月) 14時12分

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4日、中国最大の森林区である大興安嶺地区・小興安嶺地区は今後2〜3年内に伐採を全面禁止にする方針だという。黒龍江省政府が発表した。同区は50年代の開発当初から、成熟林と過熟林の量が10分の1以下に減少している。写真は大興安嶺地区。

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2008年10月4日、中国最大の森林区である大興安嶺地区・小興安嶺地区は今後2〜3年内に伐採を全面禁止にする方針が明らかになった。黒龍江省政府が発表した。新華社の報道をニュースサイト・中国西部ネットが伝えた。

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大興安嶺地区および小興安嶺地区は、日本全土の約半分の19万平方キロメートルに及ぶ広大な森林区で、黒龍江、松花江、嫩江など河川の水源となっている。1950年代から続く伐採で、当初7.8億立方メートルあった成熟林と過熟林の蓄積量は、07年までに6600万立方メートルまでに減少した。

黒龍江省発展・改革委員会は、このほどの「大興安嶺と小興安嶺の生態機能区建設」プロジェクト実施に伴い、当該区の生態が全面的に保護され回復していくとの見通しを発表した。(翻訳・編集/愛玉)

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