80年代生まれのワガママ一人っ子夫婦に離婚裁判急増中―江蘇省南京市

Record China    2008年10月3日(金) 10時6分

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2日、江蘇省南京市で、「80後」と呼ばれる80年代生まれの夫婦の「スピード離婚」が増えている。家事の押し付け合いなど「取るに足らない理由」で、すぐに離婚騒ぎを起こすのが特徴だという。写真は南京市で結婚式を挙げるカップル。

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2008年10月2日、江蘇省南京市で、「80後」と呼ばれる80年代生まれの夫婦の「スピード離婚」が増えている。家事の押し付け合いなど「取るに足らない理由」で、すぐに離婚騒ぎを起こすのが特徴だという。現代快報が伝えた。

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記事では例として、20代後半の大学講師と博士課程在学中の“高学歴夫婦”を取り上げた。27歳の張芸(ジャン・イー)さん(仮名)と夫の黄波(ホワン・ボー)さん(同)は、結婚当初は人も羨むお似合いのカップル。ところが、仕事が忙しい張さんが学生の黄さんに「家事を手伝って」と言うことが気に入らないという理由で、黄さんは離婚裁判を起こした。「博士課程の勉強は大変なんだ。それに家事なんて女の仕事。家では全部ママがやってくれた」とご立腹の黄さん。だが、裁判所はこの黄さんの離婚申し立てに「不許可」の判決を下した。

南京市ではこうした離婚裁判が03年から急増しているという。今年は9月までに、20件以上に上った。「80後」の若者は1人っ子世代で、小さい頃は「小皇帝」と呼ばれて育ったため、一般的にわがままで我慢が足りないと言われている。この世代の「スピード同棲、結婚、離婚」は今、新しい社会問題になりつつあるようだ。(翻訳・編集/NN)

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