世界唯一の「宇宙経済特区」、新たな観光スポットに―甘粛省酒泉市

Record China    2008年10月2日(木) 10時37分

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9月25日、韓国紙・中央日報は世界唯一の「宇宙経済特区」に指定された甘粛省酒泉市が観光地として目覚ましい成長を遂げていることを報じた。写真は今年9月、酒泉衛星発射センターで行われた舞踏劇「飛天」。

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2008年9月25日、韓国紙・中央日報は世界唯一の「宇宙経済特区」に指定された甘粛省酒泉市が観光地として目覚ましい成長を遂げていることを報じた。9月26日、環球網が伝えた。

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2003年、中国初の有人宇宙船「神舟5号」の打ち上げ成功以来、同地は観光スポットとして注目を集め始めた。同年末には市政府も「宇宙経済特区」を設立、観光事業の育成に力を入れている。すでに「神舟」「航天(宇宙飛行)」など宇宙関係の名前をつけたホテルが5つも新設され、村の人口はわずか1000人から1万人にまでふくれあがる急成長を遂げた。

もちろん9月25日の「神舟7号」打ち上げも大盛況で、今年6月時点でホテルの予約は満室となっていた。ホテル業以外でもロケットの模型など土産物業も好調で、嘉峪関や敦煌など付近の観光地でも客数が増加するなどの波及効果をもたらしている。好況を受け市民の収入も増加、物価は今や北京市、上海市を上回る勢いだという。(翻訳・編集/KT)

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