オバマ氏著書手に取る者なし、米大統領選に無関心な若者―中国

Record China    2008年9月30日(火) 13時9分

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26日、米NBCはウェブサイトに「中国の若者は、米大統領選を面白がっているだけ」と題する文章を掲載。大統領選に関する注目度は低く、中国語に翻訳されたオバマ候補の著書も「売れ行きはさっぱり」と報じている。写真は米ワシントン。

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2008年9月26日、米テレビ局NBCはウェブサイトに「中国の若者は、米大統領選を面白がっているだけ」と題する文章を掲載。市民の大統領選に関する注目度は低く、中国語に翻訳されたバラック・オバマ候補の著書も「売れ行きはさっぱり」と報じている。28日付で環球時報が伝えた。

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文章は、北京市内のある大型書店で、オバマ氏自身の著書2冊とスピーチ集1冊が平積みされていたものの「誰も手に取る気配はない」と紹介された。対するジョン・マケイン候補の本はまだ1冊も中国語に翻訳されていない。それだけ市民の関心が薄い米大統領選だが、中国事情に詳しい米誌「The Atlantic Monthly」の北京駐在、James Fallows記者は「中国の市民は、祖国に歴史的意義をもたらす重大な事件以外はあまり関心がない」と指摘する。また、市民の関心はもっぱら「政策の違いよりも両候補者の外見や個性だ」と述べ、若者はオバマ氏を「新しい米国の代表」と歓迎し、年配者は黒人の大統領誕生に「あまり積極的ではない」と分析した。

文章は最後に、中国政府はどちらの候補者を支持するかを明確にはしていないが、「どちらが当選しても、中国首脳との協力関係の樹立は欠かせないだろう」と強調している。(翻訳・編集/NN)

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