獄中の人権活動家、ノーベル平和賞有力候補に―中国

Record China    2008年9月27日(土) 11時22分

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2008年9月、海外メディアの多くは今年のノーベル平和賞の受賞は中国人の市民活動家・胡佳氏、またはロシアの人権活動家が受賞する可能性が高いと報じた。写真はスウェーデンのノーベル記念館。

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2008年9月、海外メディアの多くは今年のノーベル平和賞の受賞は中国人の市民活動家・胡佳(フー・ジア)氏、またはロシアの人権活動家が受賞する可能性が高いと報じた。26日、環球時報が伝えた。

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1973年生まれの胡氏は世界的に有名な中国人人権活動家。特にエイズ問題に関する活動がよく知られている。中国当局にとって不都合な情報を流すことからたびたび拘禁処分を受けてきたが、ついに2007年末に国家政権転覆扇動罪の罪状で逮捕され、3年6か月の禁固刑を言い渡されている。

同氏へのノーベル平和賞授与の動きに中国当局は反発の動きを見せている。ロイター通信によると、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官は「世界平和の維持に役だった人物に賞を与えるというならば、正しい人選をするべき」「中国国民の感情を傷つけるような行為は慎むべき」と発言したという。環球時報も「ノーベル平和賞は西洋の価値観だけで受賞者が決められている」とのイギリス人研究者のコメントを掲載、その正当性に疑問を投げかけている。(翻訳・編集/KT)

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