<中華経済>原油下落で石油元売り各社がディーゼル油を投げ売り―広東省

Record China    2008年9月26日(金) 16時13分

拡大

26日、国際原油価格の下落を受けて、広東省では民間石油元売り会社によるディーゼル油の投げ売りが加速している。

2008年9月26日、26日付上海証券報によると、国際原油価格の下落を受けて、広東省では民間石油元売り会社によるディーゼル油の投げ売りが加速している。

供給増により価格は大幅に下落。24日の0号ディーゼル油の卸値は前日より175元安い1トン当たり7050−7100元となり、小売価格の同7093元を18元下回った。石油製品価格が政府の統制下にある中、同省では原油価格の高騰で卸値が小売価格を上回る「逆ザヤ」が続いていたが、約1年ぶりにこの現象が収まった格好だ。

業界関係者によると、現在のディーゼル油の平均出荷価格は米原油先物と比べて約300元高い。原油価格は今後も下落が予想され、価格差は400元以上にまで拡大する見通し。国内の石油精製業者は赤字脱却が可能となり、石油小売価格の追加引き上げへの緊急性はなくなったといえる。(翻訳・編集/HI)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携