<08年腐敗指数>五輪で72位に前進、日本は18位に後退―中国

Record China    2008年9月26日(金) 13時5分

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25日、世界180か国の汚職の実態を示す「08年腐敗認識指数」(CPI)が24日、公表された。中国は72位。日本は18位。最下位はソマリアだった。写真は中国の反腐敗ポスター。

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2008年9月25日、中国新聞網によると、ドイツに本部が置かれ、国際的に汚職・腐敗防止のため活動している非政府組織(NGO)「トランスペアレンシー・インターナショナル」(TI)が24日、汚職の実態を示す「2008年腐敗認識指数」(CPI)を公表した。

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CPIは世界180か国・地域を対象に公的機関の腐敗レベルを指数であらわし、ランキングにしたもの。腐敗しきった状態の指数は「0」、もっとも公正な状態の指数は「10」となっている。今回のランキングで中国は72位。TIアジア太平洋地区の責任者によれば、中国は3年連続で順位を上げ、1995年の時点と比べて1.4ポイント改善が進んだ。この数値は、中国が同地区で最も改善がはかられている国であるを示しているが、とくに北京オリンピック開催が契機になっているという。

なお、180か国の中で、もっとも評価が高かったのは9.3ポイントを獲得したニュージーランド、デンマークスウェーデンの3カ国。ニュージーランドとデンマークは07年調査でも首位だった。以下、シンガポールフィンランドスイスと続いた。逆に、腐敗レベルが最も高かったのは1.0ポイントのソマリア。以下、ミャンマー、イラク、ハイチが続いた。日本は評価を0.2ポイント下げ、17位から18位と後退した。(翻訳・編集/岡田)

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