Record China 2008年9月22日(月) 23時41分
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9月20日から21日未明にかけて、中国国内で多数の死傷者を出した重大事故が3件発生。死者の合計数は100人を超えるとされ、この2日間を「黒い週末」として報道された。写真は20日に深センのナイトクラブで発生した火災現場。
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2008年9月21日、「中国青年報」は20日から21日までの2日間を「黒い週末」と称して、国内で連続して発生した3件の重大事故について伝えた。
【その他の写真】
9月20日午前3時30分(現地時間=以下同)、黒竜江省鶴崗市の富華炭鉱で火災が発生し、31人が坑内に閉じ込められた。翌21日午後2時、救助隊員が坑内で作業員19人の遺体を発見。残り12人は行方不明のまま。
9月20日午後10時49分、広東省深セン市龍崗区のナイトクラブで火災が発生し、翌21日午前11時の段階で、43人が死亡。59人が入院し、うち4人が重体に。
9月21日午前1時10分頃、河南省登封市新豊第二炭鉱にてガス噴出事故が発生。当時坑内には108人が作業していたが、同9時20分までに64人が自力で戻り、7人が救助され37人が死亡した。鄭州市副市長の話では、同炭鉱は設備等の改善命令が出されており、生産停止措置がとられていたにもかかわらず、夜になると隠れて操業していたという。
わずか2日間で3件の大事故が起きた背景には、安全意識や責任感の欠落、管理能力や仕事への熱意のなさから、労働者や一般大衆の声に耳を貸さず、人々の生命にかかわる重大な問題に対しても何も感じない幹部の存在があると同紙は指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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