地下鉄の手荷物検査、期間未定も実施延長へ―北京市

Record China    2008年9月21日(日) 8時35分

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20日、北京五輪・パラリンピック開催期間、北京市で実施されてきた交通規制や安全検査などが21日に解除となるなか、地下鉄の手荷物検査など一部措置は引き続き実施されることが明らかとなった。写真は地下鉄の手荷物検査。

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2008年9月20日、北京五輪・パラリンピック開催期間、北京市では安全保障対策や交通環境対策として、交通規制や安全検査などが期間限定で実施されてきたが、これら措置はおおむね21日に解除される。しかし一方で、地下鉄の手荷物検査など一部措置は引き続き実施されることが明らかとなった。なお、北京市政府は長期的に実施するかについては未定としている。中国新聞社が伝えた。

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一般車両のナンバープレート別交通規制は21日に解除となる予定だが、北京市内の地下鉄全線で実施されている手荷物検査は、暫定的に延長となる見込みが高い。そのほか、空港の安全検査など、継続するかについて現在検討中の政策もある。

中国民用航空総局によれば、北京首都国際空港では安全保障対策の一環として、特別安全検査が7月20日から実施されている。同空港の職員は「19日の時点で終了日程は通知されていない」と話す。空港関係者によれば、現段階の対テロ体制に基づいて、安全保障対策を引き続き実施していきたい考えで、来週明けに検討結果を明らかにするという。しかし、一部では「特別安全検査の運営と管理が、空港職員の負担となるのでは」との声もあがっている。

また、北京市運輸管理局の関係者によると、北京五輪・パラリンピック開催期間中、長距離バスターミナルで安全検査を実施してきたが、国慶節(10月1日:中国の建国記念日)の大型連休をにらんで20日以降も継続する方針という。しかし、長期的に実施するかについては、「現在のところ指示を待っている段階」としている。(翻訳・編集/SN)

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