日米韓の諜報網が北朝鮮を完全に監視、スパイの侵入工作も―中国紙

Record China    2008年9月20日(土) 11時50分

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19日、国際先駆導報は積極的な諜報活動を行うことで知られる日本、アメリカ、韓国が北朝鮮情勢をめぐり中朝国境にスパイを送り込むなどの活発な動きを見せていると伝えた。写真は北朝鮮との国境の街、中国・丹東。

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2008年9月19日、国際先駆導報は積極的な諜報活動を行うことで知られる日本、アメリカ、韓国が北朝鮮情勢をめぐり中朝国境にスパイを送り込むなどの活発な動きを見せていると伝えた。

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スパイの潜入はリスクが高いだけに、現在ではハイテク機器が諜報活動の主流になっている。仏レゼコー紙は1993年以来、日米韓3か国はスパイ衛星を動員、監視を続けていると報じた。衛星関連だけで、1年間でアメリカが300億円、日本が200億円以上の膨大な費用を投じているという。このほかにも空中偵察機も重要な役割を果たしている。衛星、航空機、そして地上基地の立体的な情報網が北朝鮮を完全にカバーしていると見られる。

一方、どれだけ技術が発達したといっても遠距離からの探査だけでは限界がある。世界最先端の諜報技術を誇るアメリカも北朝鮮の隠ぺい工作には何度も苦杯を喫してきた。そのためリスクを覚悟しても一定数のスパイを北朝鮮内に送り込んでいるという。また誰でも読める公開された情報を分析するのも重要な諜報手段となる。一例を挙げると、韓国のある情報分析のスペシャリストは金正日総書記の長男、金正男氏が急遽帰国したとの情報から金総書記の体調悪化を見事に予想して見せた。(翻訳・編集/KT)

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