Record China 2008年9月16日(火) 10時57分
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14日、孟学農山西省長は土石流事故の責任をとって辞任することになった。孟学農省長は、03年にもSARS騒動によりわずか3か月で北京市長を引責辞任していた。写真は北京市長時代の孟氏。
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2008年9月14日、カナダにある中国系住民向け新聞「文学城」電子版は、山西省の孟学農(モン・シュエノン)省長が土石流事故の責任をとって辞任したと伝えた。
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同日午後に開かれた山西省人民代表大会常務委員会は孟学農省長の辞任を受け入れた。孟学農氏は03年にもSARS(重症急性呼吸器症候群)蔓延の責任をとって、就任わずか3か月で北京市長の職を辞している。
孟氏は新中国建国の1948年に山東省蓬莱市にて誕生。工学修士の学位を持ち、69年に就職。72年7月に中国共産党に入党。北京第二汽車製造工場の共青団(中国共産主義青年団)委書記をはじめ、浙江省委組織部幹部や北京汽車工業公司団委書記などを歴任。83年11月には共青団北京市委副書記に就任し、93年2月には43歳という異例の若さで北京市副市長に任命された。03年1月、北京市長兼北京五輪組織委員会執行主席に任ぜられたが、その年の春に北京を襲ったSARS騒動で引責辞任。その後すぐに返り咲き、07年には山西省委副書記、今年1月22日には山西省長に就任した。
着実にのし上がってきたエリート政治家で、かつて政界の「希望の星」とまで呼ばれた孟氏が、4年間に2度も引責辞任するとは誰にも予想できなかっただろうと同紙は結んでいる。(翻訳・編集/本郷)
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