Record China 2008年9月16日(火) 17時27分
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15日、バス料金を5角(約8円)余分に支払ったと車掌に文句を言った男。言い争いになり「ここに爆弾がある」と車掌を脅したため、警官500人が出動する騒ぎに。写真は6月25日、武漢で行われた対テロ演習。
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2008年9月15日、重慶市で8月に発生した爆弾騒ぎの被告に対する裁判が始まった。わずか5角(約8円)のために警官500人が出動する騒ぎとなった事件の顛末を「重慶晩報」が紹介。
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8月1日午後5時頃、友人とともに職探しに出かけた高被告は、その帰りに酒を飲みバスに乗った。2人分のバス料金を10元札で支払った高被告に車掌は7元のつりを渡したが、被告は「1人1元じゃないのか?」と主張。1人5角ごまかしたと車掌を非難したため激しい言い争いになった。
怒った被告は「カバンの中には爆弾と雷管が入ってるんだぞ。バスごと吹っ飛ばしてやる!」と大声で叫びライターで火をつけるなどしたため、他の乗客は真っ青に。次のバス停で乗客全員が降り、乗り込もうとする客に被告は「乗るな!俺は爆弾を持ってるぞ」と脅した。この間、乗客らが携帯電話で警察に通報。警察はテロ事件発生と判断、警官約500人と、パトカー数十台を出動させた。警官がバスに乗り込んだ時には、被告はまだ車掌と言い争っていたという。
高被告のカバンには爆弾など入っておらず、ただ脅しただけだったが、その行為の悪質さと影響の大きさから「虚偽のテロ情報捏造罪」で検察に起訴された。高被告はこの日の罪状認否で罪を認め、起訴状に対しても「異議はありません」と小声で答えていた。(翻訳・編集/本郷)
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