観光スポット「外灘」で男性が焼身自殺、家庭内トラブルが原因か―上海市

Record China    2008年9月13日(土) 20時11分

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13日、上海市の観光スポット・外灘(バンド)で今月11日にガソリンをかぶって焼身自殺した男性の身元が判明。市内に住む1人暮らしの62歳の男性で、身内とのトラブルを抱えていた。写真は外灘。

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2008年9月13日、上海市警察は今月11日に市内の有名な繁華街、外灘(バンド)でガソリンをかぶって焼身自殺した男性の身元が判明したと発表した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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亡くなった男性は同市に住む62歳の男性、賀如龍(ホー・ルーロン)さん。60年代に新疆ウイグル自治区の開拓に参加。80年代に上海市に戻り、某工場で働いた。定年退職後は毎月1400元(約2万1000円)あまりの年金で生活していたという。賀さんは過去に自分の家を売り払っており、現在は父方のいとこの家に身を寄せていた。

親しい人の話によると、賀さんは内向的で他人と関わることが苦手。1度商売で大きな失敗をしている。お酒を飲むのが好きで、30年来の腰痛に悩まされていた賀さんは、30年前に妻と離婚しており、その後はずっと独身。一人娘とはめったに連絡をとらず、親戚とは遺産相続問題などでもめていたとのこと。専門家は賀さんの自殺について、不愉快なことが色々重なり、生きているのが嫌になったのだろうと分析している。(翻訳・編集/本郷)

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