貧農出身女性が「貧乏人に嫁ぐなら愛人の方がまし」、ネット議論沸騰―中国

Record China    2008年9月9日(火) 22時2分

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9日、貧困農家出身で、大学卒業歴を持つ30歳近い女性が、ネット上で「貧乏人に嫁ぐなら愛人の方がまし」と題した文章を発表し、話題を集めている。写真は中国東北部の農家。

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2008年9月9日、中国東北部の貧困農家出身で、大学卒業歴を持つ30歳近い女性が、ネット上で「貧乏人に嫁ぐなら愛人の方がまし」と題した文章を発表し、話題を集めている。「華商網」が伝えた。

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彼女の自己紹介によると、父親は一番下の妹を7歳でレンガ工場へ働きに出させるなど、学費稼ぎのため妹3人を義務教育の段階で退学させ、成績優秀な彼女だけを進学させた。

大学卒業時には政府による職業斡旋制度はすでに無く、転職を繰り返し、上海でまずまずの仕事にやっと就いた。仕送りなどで残った月400元(約6000円)で生活を賄っていたが、満足していたという。しかし、今年8月に失業し、部屋を出なければならい状態に陥った。

一方、農村出身の友人は愛人になって高級マンションに住み、月1万元(約15万円)の「お手当て」付きの生活を送っている。

もう1人は農村出身の出稼ぎ者と結婚。2人の収入でそれなりの生活が送れるはずだったが、夫が大病を患い、生活は一変。実家も共に貧困農家で、なす術を失っている。

家族を犠牲にし、大学卒業さえすれば貧困から脱出できると信じてきた自分と友人の現状を見て、彼女は「嫁ぐなら最低でも家のある人」と話し、「2人分の貧乏を背負い込む」と、同じ境遇の男性と結婚するなら独身の方が良いと言う。

彼女の本心ではないと思われるものの、最終的に「貧乏人に嫁ぐくらいなら愛人になったほうがまし」と結論付け、ネットユーザー間で議論が沸騰している。(翻訳・編集/HA)

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