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「東北トラ」など「10大絶滅危惧動物」を発表―米誌

Record China    2008年9月3日(水) 6時40分

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1日、「東北トラ」を含む、世界の10大絶滅危惧動物が、アメリカの「ライブサイエンス」ウェブサイトで発表された。絶滅の危機に瀕している原因は、人間が作ったものばかりだ。写真は東北トラ。

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2008年9月1日、新浪科技によれば、世界の10大絶滅危惧動物が、アメリカの「ライブサイエンス」ウェブサイトで発表された。

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いつ絶滅してもおかしくないとして挙げられているのは、スマトラサイ、西コククジラ、アカオオカミ、東北トラ(シベリアタイガー)、クロアシイタチ、フィリピンクロコダイル、マウンテンゴリラ、ガンジスメジロザメ、スマトラオランウータンとカリフォルニアコンドルの10種。

スマトラサイは世界でもっとも体の小さいサイで、インドや東南アジアの熱帯雨林などに生息している。現在確認されている群れはわずか6つで、300頭前後しか生存していないと見られている。高値で取引されるサイの角を目的に乱獲されたことと、人間による生態環境の変化が絶滅に瀕した主な原因だという。

スマトラサイに限らず、多くの動物が絶滅の危機に瀕している原因は、人間が作ったものばかりだ。

中国東北部や朝鮮半島、モンゴルなどに生息していた東北トラは、現在はアムール河〜ウスリー河周辺の地域にしか生息しない。「国宝」のパンダよりも稀少な種として、「国家1級重点保護動物」にも指定され、現在の生息数はわずか350〜450頭。

減少の原因は森林の伐採や乱獲、後を絶たない密猟だという。中国では同地域を重点保護区域に指定しているほか、人工飼育によって繁殖した東北トラを自然に戻すなどの保護活動も盛んに行われている。(翻訳・編集/岡田)

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