<北京五輪特集・悲劇のアスリート8/10>溢れる涙に崩れたりりしき女英雄、譚雪(フェンシング)

Record China    2008年9月3日(水) 1時1分

拡大

24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を飲んだ「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第8回は、フェンシングの中国代表、譚雪選手。

(1 / 13 枚)

2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を飲んだ選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。

その他の写真

フェンシングの中国代表、譚雪(タン・シュエ)選手(24)は、歴史の浅い中国フェンシング界において、世界選手権で初のメダルを中国にもたらした英雄。175cmの凛々しい風姿とその腕前から「女ゾロ」として、国家代表チームの立て看板を背負った。しかし、女子サーブル団体では決勝でウクライナに敗れ金を逃し、続く女子サーブル個人でもメダルに届かず。その敗北の瞬間、心に押し込めていたこれまでの苦労や悔しさが一気に噴き出し、顔中を溢れる涙で濡らした。英雄といえども、まだうら若き1人の女性の顔を見せた瞬間だった。

■譚雪(タン・シュエ) (24)

1984年生まれ、天津市出身のフェンシング選手。小学生で陸上競技・ハードルの訓練を始めるが、98年にフェンシングへ転向。すぐに才能を開花させ、2年目にして全国優勝、02年の世界選手権でも優勝を果たし、フェンシングの国際大会において中国初のメダルをもたらす。04年アテネ五輪・女子サーブル個人の銀メダリスト。07年には女子サーブル界「年間世界最優秀選手」と称された。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携