著名経済学者にスパイ疑惑、個人投資家の恨みがデマ源か―中国

Record China    2008年9月1日(月) 11時58分

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8月31日、中国新聞社は海外の一部メディアで報道された著名経済学者・呉敬[王連]氏の米国スパイ疑惑は根も葉もないデマであると報じた。写真は呉氏。

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2008年8月31日、中国新聞社は海外の一部メディアで報道された著名経済学者・呉敬[王連](ウー・ジンリエン)氏の米国スパイ疑惑は根も葉もないデマであると報じた。

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呉氏は1954年に中国科学院(現中国社会科学院)経済研究所研究員に就任、現在では経済学の第一人者として国務院経済改革プラン弁公室の副主任を務める。

先日来、一部海外メディア及びインターネットでは、呉氏がアメリカのスパイと判明、当局に拘束され取り調べを受けているとの報道やうわさが流れ注目を集めていた。29日、国務院発展研究センターはウェブサイト上にうわさに反論する声明を掲載、30日には呉氏自身がメディアに登場し身の潔白を訴えた。

うわさの背景には個人投資家の恨みがあるとも伝えられる。呉氏は「市場経済のルールを守り、政府は過度の介入を避けるべきだ」との主張を続けているが、この主張が急落する株式市場救済に政府介入を求める個人投資家の恨みを買っていた。そのため呉氏がスパイとのうわさは真実味があるものと受け止められ、急速に広まったとの指摘もある。(翻訳・編集/KT)

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