北海道に留学して私が感じたのは孤独だった―中国人女性

Record China    2017年12月20日(水) 21時10分

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香港・フェニックステレビ(電子版)は18日、日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。写真は北海道。

香港・フェニックステレビ(電子版)は18日、「都内で中国籍の女子大学院生・江歌(ジアン・ガー)さんが殺害された事件の影響もあり、日本の司法制度や中国人留学生の日本での生活に対しても関心を寄せる中国人が増えている。中国人留学生は日本で大きなグループとなっており、彼らはそれぞれに違った思いを胸に日本に来ている」とし、日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。以下はその概要。

■日本に留学して5年の26歳女性

大学院に進学した際、私は大阪から北海道に移り住んだ。私がここで感じたことは、孤独だ。開けた風景に冬は厳しい寒さが襲う。自分がちっぽけで孤独を強く感じる。私は生活を充実させるため、多い時で4つのバイトを掛け持ちしていた。

最も大変だったのは居酒屋で、忙しい時は6時間水を飲む余裕もないほどだった。店長からは「自分で仕事を見つけなさい。何でもやりなさい」と言われ、お客様の荷物の預かりやホール、キッチン、子どもや年配者の相手もした。まるで自分が全能な人間がなったようだった。

学校の授業が終わりそのままバイト先に行くことも珍しくなく、深夜まで働く日もあった。それでも、北海道では疲労よりも寒さの方が堪える。冬の暖房費は大きな出費となるため、私は1時間暖房をつけてすぐに消す。北海道の留学生仲間はみんな同じようにして節約している。必死になってバイトでお金を稼いでも、暖房費がもったいなくて部屋で寒さに耐えている。さすがに悲しくなってしまう。(翻訳・編集/内山)

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