日本人は全然中国を理解していない!卓球少女の「あなた中国人じゃないの?」には言葉が出なかった―中国人留学生

Record China    2017年12月20日(水) 7時50分

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香港・フェニックステレビ(電子版)は18日、日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。資料写真。

香港・フェニックステレビ(電子版)は18日、「都内で中国籍の女子大学院生・江歌(ジアン・ガー)さんが殺害された事件の影響もあり、日本の司法制度や中国人留学生の日本での生活に対しても関心を寄せる中国人が増えている。中国人留学生は日本で大きなグループとなっており、彼らはそれぞれに違った思いを胸に日本に来ている」とし、日本にいる中国人留学生の体験談を掲載し、彼らが直面した困難を紹介した。以下はその概要。

■日本に留学して2年の27歳女性

私にとって日本の留学で最も大きな困難は、さまざまな日本人に中国を説明することと、私の想像とは全く違う日本に慣れること。

日本に来て間もない時、私の食事風景を見たある日本人は「中国人もお箸を使うの?」と言った。私は驚きのあまりあ然としてしまった。その後も同様の現象が起き、中国を全然理解していない日本人が少なくないことに気付いた。

中国人留学生はみんなお金があると勘違いしている日本人も多いが、私のように米国英国の留学費用を負担できないために日本を選ぶ人が多いことを彼らは知らない。

さらに、中国の上海と北京以外の場所はすべて田舎だと思っている人や、上海を中国の首都と間違える人もいた。「中国人はみんな卓球が上手」との勘違いには言葉が出なかった。ある時、9歳の女の子と卓球をして負けたことがあったが、女の子は驚いた様子で「あなた中国人じゃないの?」と聞いてきたこともあった。

確かに日本は環境も良くインフラも整っているが、ここでの生活は淡泊過ぎる。日本の街中でけんかをしている人を見かけることはまずない。私は日本で何度もけんかしたことがある。バイト先の居酒屋でお客さんと口論になったこともあれば、通行人と言い争ったこともある。原因はいずれも彼らが中国を理解せずあまりに失礼な言葉を発したからだ。私は必死になって説明し、泣いてしまうこともあった。私のような短気な人間は日本人と合わないのかもしれない。

こうした理由から、私は日本で孤独を感じることが多い。1回だけ会社の飲み会に行ったことがある。その時は参加者の中で外国人は私1人だったため、話が合わず、私は二言三言話しただけで後は黙っていた。飲み会は盛り上がっていたが、私にとってはひどく孤独を感じた集まりだった。(翻訳・編集/内山)

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