2008年8月23日、北京市公安局公安交通管理局の王立（ワン・リー）副局長は、北京市で現在実施されている「ナンバープレート別交通規制」について、北京五輪閉会後も長期間にわたって実施するかどうかは未定との態度を示した。「新華網」が伝えた。

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この日、北京国際メディアセンター（BIMC）で開かれた記者会見の席上、王副局長は北京五輪開催期間中の同市内の道路状況について「安全確実な車の流れで五輪関連施設への移動もスムースになり、市民の反応も上々」と説明。多くの市民が交通管理部門に電子メールなどを送って「ナンバープレートによる交通規制」の存続を訴えているという。だが、自動車のナンバープレートの末尾数字が偶数か奇数かによって市内への進入を制限するこの規制は、7月20日から9月20日までの実施となっている。

王副局長は「このような交通規制は一般市民の生活と密接な関係があり、市民の権利を優先して考えるべき問題。我々は今後もより多くの市民の意見が届くことを期待しており、市政府はそれを政策決定の参考にする」とだけ話し、交通規制の実施延長については明言を避けた。（翻訳・編集/本郷）