2008年8月21日、21日付中国証券報によると、ポールソン米財務長官は19日、「中国の持続的な経済成長は世界経済にとって重要な意義を持ち、米国にとっても有益である」との考えを示した。

米外交問題評議会が隔月で発行する外交・国際政治専門誌フォーリン・アフェアーズの電話取材での発言。ポールソン財務長官は、「中国経済の台頭は脅威であり、これを抑制するための措置を採るべきだとの声が一部で聞かれるが、これは間違いだと考える。憂慮すべきは、中国経済の混乱が米国を始めとする世界に及ぼす影響だ」と指摘した。

その上で「中国は対米投資を拡大すべき。とりわけ長期的な直接投資を歓迎する」と述べた。（翻訳・編集/HI）