<北京五輪・関連>劉翔選手の棄権、スポンサー損失は450億円―中国

Record China    2008年8月19日(火) 23時0分

拡大

19日、「アジアの昇り龍」劉翔選手の110mハードル棄権は衝撃を呼んだが、劉選手をCMに起用した多くのスポンサー企業にも大きな衝撃となった。試算によれば、損失額は30億元を超える。写真は北京の地下鉄構内の広告。

(1 / 4 枚)

2008年8月19日、南東速報によれば、「アジアの昇り龍」こと110mハードル劉翔選手の棄権は衝撃を呼んだが、劉選手をCMに起用する多くのスポンサー企業にも大きな衝撃となっている。

その他の写真

劉選手が2007年にイメージキャラクターをつとめたのは健康食品のアムウェイ・ニュトリライト、VISA、乳製品の伊利、ナイキ、交通銀行、PC大手の聯想(レノボ)、中国郵政、中国移動通信など14ブランド。2008年にはさらに平安保険やキャデラックなどのイメージキャラクターも加わっており、名実ともに「広告王」となっている。

18日からのオリンピック出場に合わせて多数の広告が開始される予定になっていたが、棄権によりスポンサー企業も影響を受けることとなった。業界関係者の試算によれば、劉選手本人の損失額は1億元(約15億円)を超えるが、スポンサー企業の損失は30億元(約450億円)を超えると見られている。

また、スポンサー以外にも、意外なところで影響を受けた人々もいる。110mハードルの競技観戦チケットは一説には5000ドル(約55万円)以上もの値がついたというほど人気があったが、劉選手の棄権によりダフ屋が持っていたチケットは瞬く間に暴落したという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携