<北京五輪>「アジアの昇り龍」劉選手のまさかの棄権に世論は大激論―中国

Record China    2008年8月19日(火) 11時41分

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18日、北京五輪陸上男子110m障害中国代表の劉翔選手のまさかの棄権は、中国全土のみならず世界中を驚愕させた。中国人の期待を一身に背負っていた「アジアの昇り龍」に対し、ネットユーザー達の意見も様々だ。写真は劉選手。

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2008年8月18日、北京五輪陸上男子110m障害中国代表の劉翔(リウ・シアン)選手のまさかの棄権は、中国全土のみならず世界中を驚愕させた。中国人の期待を一身に背負っていた「アジアの昇り龍」に対し、ネットユーザーらの意見も様々だ。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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「アジアの昇り龍」のまさかの棄権は、中国全土のみならず世界中が驚愕した。原因は「右足アキレス腱」の古傷の悪化。あるスポーツ記者は「事前にそんな情報は全くなかった」と疑問をぶつける。だが、長年劉選手の追跡取材を行っている中央テレビ(CCTV)の冬日娜(ドン・リーナー)記者は、「劉選手は偉大な選択をした。決して負けたわけではない。8日のテストでは12秒8をマークしていたのだから」と擁護する。

世界記録保持者で劉選手のライバルであるキューバ・ロブレス選手は、今季も目覚しい活躍だった。一方、劉選手の今季の最高は世界記録12秒87に対して、13秒18。本人は相当なプレッシャーがあったのだろう。孫海平(ソン・ハイピン)コーチも試合前、「北京五輪で金メダルが獲れなければ、これまで築いてきたものは全て無駄になる」とコメントしていた。

大手ポータルサイト「新浪網(SINA)」にはわずか数時間の間に2万5000件もの書き込みが殺到した。ネットユーザー達の反応も様々だ。「この事実を冷静に受け止めて、今後も劉選手を応援しよう」という建設的な意見から、「本当にケガなのか?それともプレッシャーに負けたのか?」「棄権なんて最低だ。せめて最後まで走るべきだった」という手厳しい意見まで賛否両論飛び交っている。(翻訳・編集/NN)

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