爆発物など不審物の連続放置、悪質ないたずらと断定―香港

Record China    2008年8月16日(土) 17時55分

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8月15日、香港の街頭で14日、爆発物と思われる2つの不審物が相次いで発見され、爆発・発煙した事件で、警察はいずれも悪質ないたずらと断定したことが分かった。写真は15日、香港で行われた北京五輪馬術競技に出場した香港代表選手。

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2008年8月15日、香港の街頭で14日、爆発物と思われる2つの不審物が相次いで発見され、処理を施した結果、爆発・発煙した事件で、警察はいずれも悪質ないたずらと断定したことが分かった。中国新聞社が伝えた。

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最初の不審物が見つかったのは、オリンピック馬術競技のVIPが宿泊するシャングリラ・ホテル近くの花壇。14日午前9時30分、通行人が携帯電話と充電器を電線で巻きつけた不審物を発見する。爆発物処理チームが投入され、爆発物解体ロボットを用いて処理に当たると、その不審物は爆発した。

2つ目の不審物は繁華街・モンコックで発見された。午後2時20分、バス停にいた市民が某ビル入口で「爆弾入り」と書かれた紙袋を発見、袋から電線などが見えたことから警察に通報。付近の道路や地下鉄駅が封鎖され、爆発物処理チームが作業を進めると、大きな音が鳴り出し、煙が発生した。調査の結果、紙袋の中には火薬成分や殺傷力のある物品はなかったという。

警察はこの2つ事件を悪質ないたずらと断定し、香港で開催中の五輪馬術競技との関連を示す証拠はないと発表。市民の恐怖を煽り立てる無責任な行為を強く非難した。爆発物や爆弾と記した物品の公共の場への放置は犯罪であり、最高で5年の懲役の刑に処されると強調し、退屈しのぎに不法行為を行わないよう呼びかけた。(翻訳・編集/汪葉月)

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