Record China 2017年12月8日(金) 7時20分
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5日、米華字メディア・多維新聞は「中国が台湾を攻撃する場合、台湾には致命的な弱点がある」と指摘する台湾国防部関係者の文章を取り上げた。写真は台湾地図。
2017年12月5日、蔡英文(ツァイ・インウェン)政権発足以降、冷え込みを見せる中国と台湾の関係について、米華字メディア・多維新聞は「中国が台湾を攻撃する場合、台湾には致命的な弱点がある」と指摘する台湾国防部関係者の文章を取り上げた。
記事によると、この文章は米国の外交安保専門誌「ナショナル・インタレスト」に掲載されたもので、執筆者は台湾国防部の林中斌(リン・ジョンビン)元副部長の特別助理を務めた黄引珊(ホアン・インシャン)氏だ。
文章の中で黄氏は「台湾の致命的弱点は海底ケーブルだ」と指摘し、「中国の攻撃を受けた場合、世界の金融市場、ビジネスが混乱に陥る。日本、シンガポール、インドネシア、オーストラリアの経済に深刻な影響を与える」と説明。黄氏は中台が衝突した場合、海底ケーブルが主な攻撃目標になるとの見方を示し、それが破壊されることによる被害は台湾だけにとどまらないと指摘しているという。(翻訳・編集/野谷)
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