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アジアビールのトップはアサヒ?青島?=韓国の輸入ビール市場に変化の兆し

Record China    2019年5月8日(水) 18時10分

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26日、韓国メディア・韓国経済は「日本のアサヒVS中国の青島…アジアビールのトップは?」と題する記事を掲載した。写真は青島ビール。

2019年4月26日、韓国メディア・韓国経済は「日本のアサヒVS中国の青島…アジアビールのトップは?」と題する記事を掲載した。

記事は韓国について「アジアで日本に次いでビールを飲む国」と紹介し「韓国内で販売されるアルコールの割合もビールが半数以上を占めている」と伝えている。しかし「ビールに対する愛情に比べて消費者の韓国産ビールに対する信頼は高くない」といい、「このムードをいち早く感知した海外のビールメーカーが2000年代初めから韓国ビール市場に進出し始めた」と説明している。

昨年に韓国のコンビニ3社(CU・GS25・セブンイレブン)が輸入ビールの販売量を集計した結果、1位アサヒ(日本)、2位青島(中国)、3位ハイネケン(オランダ)の順だった。 韓国関税庁によると、昨年の日本のビール輸出額の63%(80億円)が韓国に集中、ブランドではアサヒの割合が最も高かったという。この理由として記事は「(株式会社ロッテアサヒ酒類による)安定した流通網」と「韓国人日本旅行者の急増」「有名芸能人を起用したマーケティング」による影響を挙げている。

一方、2000年に韓国で初めて発売された「青島」が韓国の消費者らに注目され始めたのは10年。韓国で本格的な羊肉串専門店がオープンし、それとともに青島も流通した。これ以降バラエティ番組で「羊肉串には青島」という言葉が流行し、青島のブランド認知度が急激に上昇したという。その結果、16年には韓国スーパー大手イーマート輸入ビール販売量において、長い間首位を守ってきたアサヒを抑えて1位に躍り出た。その後一度もトップ5から外れたことがなく、最近ではアサヒの人気を超える兆しを見せているという。

業界関係者は「中国食品に対する不信感が強い韓国人にここまで愛される食品は青島だけだろう。(青島が)親近感を超えて高級なイメージも備えたら、アサヒが危機感を持つかもしれない」と話しているという。

これを受け、韓国のネット上では「羊肉串には中国の別のビールがもっと合う。アサヒは…考えただけでよだれが出てくる」「(アサヒより)個人的には青島の方が好きかな」「自分はサッポロかな」など日中ビールの人気の高さがうかがえるコメントが相次いでいる。

一方、韓国産ビールに対しては「韓国のビールにはアイデンティティーがない」「韓国もビールをもっとおいしく造ってくれたらいいのに。正直言って、飲み会以外で国産ビールは飲まない。愛国心を訴えるよりまずは品質を上げてくれ」「国産ビールは麦芽を少なくしたのがばれないように炭酸を入れて、広告では『冷やして飲んで』と言ってる」「韓国のビールは名前も微妙。 新羅・百濟・高句麗にするのはどう?」「韓流の国らしく、名前をハングルにしたら人気も出るはず」など辛口コメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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