<開会式映像流出>問題の韓国局、開会式の中継権剥奪―五輪組織委

Record China    2008年8月7日(木) 17時36分

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6日、北京五輪開会式のリハーサル映像を「特ダネ」として放映した韓国のTV局・SBSに対し、北京五輪組織委は8日の開会式中継権を剥奪することを決定した。写真は5日、最後の開会式リハーサルが行われた会場周辺の様子。

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2008年8月6日、北京五輪開会式のリハーサル風景を撮影した映像を「特ダネ」として放映し、物議を醸した韓国のTV局・SBSに対し、北京五輪組織委は8日当日の開会式中継権を剥奪することを決定した。英ロイター通信の報道を国内大手ポータル・騰訊ネット(QQ.com)が伝えた。

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事件は韓国・SBSテレビが先月31日、1分超にわたってリハーサルの模様を放映したもの。SBS局員は、リハーサル会場へは許可を得た上で入場したと主張しているが、「絶対極秘」とされていた開会式の演出の一部として、数千人参加の大規模なマスゲームの映像を放出したために、これが動画投稿サイトを通じてあっという間に世界中に広まった。国際オリンピック委員会(IOC)も今回の事件を重視しており、SBSに対し何らかの制裁を科す可能性を示唆していた。

SBSの系列TV局スポークスマンによると、開会式当日、局員らは撮影機器を携帯しての会場入場を禁止されており、実際の放送には五輪放送を統括する「北京五輪中継放送有限公司(BOB)」が提供する映像を使用することとなるという。

この件についてSBSのスポークスマンは「問題の映像を撮影したカメラマンは、当時、録画が禁止されていることを知らなかったうえ、誰もその行為を止めようとしなかった。また、映像を放送することによって何者をも侵害し、傷つけることを企図してない」と述べている。(翻訳・編集/愛玉)

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