2008年8月6日、6日付新華社によると、米連邦準備委員会（FRB）は5日、中国国有大手の中国工商銀行のニューヨーク支店設立を承認した。

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同行の米支店設立を巡っては、英フィナンシャルタイムズが6月、「中国の政府系ファンドの中国投資有限責任公司が最終的な筆頭株主であることにFRBが難色を示し、承認を当面見合わせるもよう」と伝えた背景がある。

中国銀行業監督管理委員会（CBRC）の劉明康主席は6月の米中戦略対話に出席するため訪米した際、バーナンキ連邦準備理事会（FRB）議長と会見し、中国工商銀行と、同じく米支店設立を申請中の中国建設銀行の審査を早めるよう促したとされる。（翻訳・編集/HI）