2008年8月3日、米誌「フォーブス」が「世界の若き女性富豪」のランキングを発表、24〜50歳までの、10億ドル以上の資産を所有する女性富豪20人がリストに上った。うち、中国人3人がランクインした。米メディアの報道を法制晩報が伝えた。

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中国人でランクインしたのは26歳の不動産業、楊恵妍(ヤン・フイイエン)氏、38歳の香料メーカー、朱林瑤(チュー・ラムイウ)氏と43歳の不動産業、張欣(ジャン・シン)氏の3人。楊氏は「中国の東大」清華大学を卒業後、オハイオ州立大学でマーケティング学を専攻。父親の経営する不動産デベロッパー「碧桂園」の株式の58％を相続して中国一の女性富豪となった。香港人の朱氏は香料メーカー「華宝国際集団」を10年前に起業。タバコや洗剤、飲料、化粧品の香料で財を成した。張氏は14歳で香港の縫製工場へ出稼ぎしたという苦労人。ケンブリッジ大学で修士号を取得し、現在は不動産デベロッパー「SOHO中国」を夫婦で経営している。

ランクインした女性富豪の主な特徴は、ほとんどが「遺産相続」あるいは「ファミリービジネス」で財を成している点。自身の手で起業しているのは20人のうち、4人に留まっている。その他、ランキングで注目すべきなのは、トルコ人の4人姉妹が揃って登場した点。彼女らは「トルコのメディア王」アイドゥン・ドアンの娘で、いずれもTVやポータルサイト、新聞などのメディア産業に従事している。また、最年少でランクインしたのはレバノン出身の24歳、ヒンド・ハリーリー。レバノン前首相であるラフィーク・ハリーリー氏の娘である。(翻訳・編集/愛玉)