2017年12月12日、今年の日本の世相を漢字1文字で表す「今年の漢字」に「北」が選ばれた。このニュースに中国のネットユーザーが反応を示している。

この日、京都・清水寺の森清範貫主が大きな和紙に揮毫したのは「北」という漢字だった。報道によると、「今年の漢字」の応募は11月に始まり、「北」は7104票を獲得。背景には緊迫する北朝鮮情勢などがあるとされており、2位以下は「政」、「不」、「核」、「新」、「選」、「乱」、「変」、「倫」、「暴」が続いた。

「北」と言えば、中国の首都・北京にも含まれる漢字だ。今回の日本での発表に対し、中国のネットユーザーからは「われわれの北京もあるよ…？」というコメントが出たほか、旅行で日本を訪れた中国人教師が死亡した件を指す「北海道で中国の女性が亡くなったよね」というコメント、「北朝鮮問題はもちろん今年の注目の的。ミサイル発射もしたし、トランプ大統領は拉致被害者の家族に会った」などの声も聞かれた。（翻訳・編集/野谷）