シェア自転車は真新しいビジネスエリア・チェーンを誕生させる

人民網日本語版    
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自転車に乗って景色を楽しむだけでなく、ついでにショッピングもできる。「新四大発明」の一つとされるシェア自転車はビジネスエリアの消費範囲を広め、もともと独立していたビジネスエリアを「ビジネスエリア・チェーン」として繋げている。

自転車に乗って景色を楽しむだけでなく、ついでにショッピングもできる。「新四大発明」の一つとされるシェア自転車はビジネスエリアの消費範囲を広め、もともと独立していたビジネスエリアを「ビジネスエリア・チェーン」として繋げている。

このほど、ofoが第一財経ビジネスデータセンター(CBNData)と連携して発表したシェア自転車利用に関するビッグデータによると、北京、上海広州深セン成都西安杭州天津などの一線及び二線都市でのシェア自転車のデータから、シェア自転車が消費者により多くのショッピングエリアを提供し、真新しいショッピングエリア・チェーンを誕生させているということが明らかになった。また、90後(1990年代生まれ)もビジネスエリアを訪れる主な消費者層となっているという。

データによると、ビジネスエリアから500-1000メートル以内のシェア自転車の利用回数が最も多く、34.5%を占め、次は1000-1500メートルでその割合は20%を超えるという。男性ユーザーの数は女性ユーザーより多く、また90後はビジネスエリアでシェア自転車を利用する主な年齢層だとみられている。北京の望京、上海の徐家匯、深センの宝安南路、広州の天河城、成都の春熙路、天津の浜江道、西安の鐘鼓楼、杭州の武林広場などは各都市の一番人気があるビジネスエリアだ。

シェア自転車の出現により、もともと独立していたビジネスエリアは緊密に繋がったビジネスエリア・チェーンに変化してきている。

北京市の具体的なデータから見ると、三里屯や望京、建外大街などの人気ビジネスエリアの自転車走行距離は平均してそれぞれ1653m、1475m、1628mだという。北京人気ビジネスエリアでの自転車走行距離は主に200-1500mに集中しており、三里屯のような大型のビジネスエリアではその走行距離が1500-2000mにまで伸びている。いずれもシェア自転車利用回数の10%を占めている。

総合データによると、シェア自転車は大規模的に核心ビジネスエリア、その外側にある二次的ビジネスエリア、周辺ビジネスエリアを結びつけ、二次的ビジネスエリアや周辺ビジネスエリアに客流をもたらすことで、ビジネスエリアの人口分散の不均衡状態を緩和したのだという。ビジネスエリアの消費範囲を広め、ショッピングに多くの場所を提供する一方、近くのビジネスエリアを繋ぎ、明らかなビジネスエリア・チェーンを形成させている。(編集HQ)

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