Record China 2008年8月2日(土) 15時51分
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7月31日、北京市にある中国科学技術館(中国科技館)新館では「奇跡の職人芸、中国古代発明創造文物展」が開催され、中国4大発明として「絹、製紙印刷、青銅、磁器」を展示中。写真は絹。
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2008年7月31日、北京市にある中国科学技術館(新館)では準備に1年以上費やした「奇跡の職人芸、中国古代発明創造文物展」が開催され、大好評を博している。「浙江在線」が伝えた。
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これまで中国4大発明といえば、羅針盤、紙、印刷術、火薬といわれてきたが、今回の展示に先立ち中国科技館はこの4大発明を絹、製紙印刷、青銅、磁器と新たに定義し、それぞれをテーマに貴重な文物の数々を収集展示。「絹」展示担当は中国シルク博物館副館長の趙豊(ジャン・フォン)氏。彼は今回の4大発明について「これまでの4大発明は中国古代科学技術の最高水準を完全に代表しているとは言えなかったが、今回の展示でそれを補うことができた」と話す。
中国科学史の世界的権威である故ジョセフ・ニーダム博士(英国人)は、中国で発明されて全世界に広まった科学技術は26項目あると発表しており、世界に影響を与えた中国の古代発明が数多いことを示した。特に絹は中国の石器時代から存在しており、シルクロードを経て欧州から全世界に伝わった中国の最高技術の1つで、世界の紡績史に与えた影響は計り知れないと趙氏は語っている。(翻訳・編集/本郷)
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